GENRE ARCHIVE

分類: 地球外生命

2026年8月7日 | 観測者: 宇野 カケル

隕石を拾いに行く — 空から届いた、生命と同じ材料の石

宇宙へは行けない。けれど、宇宙のかけらのほうが、ときどき地上へ落ちてくる。火球が消えた集落へ、僕はその黒い石を拾いに行った。手のひらに乗ったそれは、足元の地面より古く、僕らの体と同じ材料でできていた。

2026年7月4日 | 観測者: 宇野 カケル

電波の墓場 — 一度だけ届いた“ありえない信号”を、もう一度

廃止された電波望遠鏡が、向きを変えられないまま、空のたった一点を見上げている。その一点から二十年前、一度だけ正体不明の信号が届いた。同じ空が正面に巡ってくる夜を計算して、僕はその信号をもう一度待ちに行く。